ラミレスDeNA、虎左腕撃破に手応え 練習試合でソトら右打者が打点
「練習試合、DeNA10-0三菱日立パワーシステムズ」(2日、横浜スタジアム)
虎のサウスポー撃破へ手応えあり!DeNAは2日、横浜スタジアムで社会人の三菱日立パワーシステムズと練習試合を行い、10-0と大勝。ラミレス監督は16安打を放った打線に「かなり良かった。みんないいスイングをしていた」とニンマリ。5日から始まる阪神とのCSファーストSに弾みをつけた。
対戦打率・232と虎投を打てていない。特に中継ぎ左腕の岩崎には防御率0・00、島本には同0・63と徹底して抑え込まれた。“左”への苦手意識払しょくへ、指揮官は三菱日立側に対し「左投手を使ってほしい」と要望。応える形で先発したドラフト上位候補の浜屋に対し、二回までに5点を奪った。
相手は社会人だが、指揮官は「阪神の投手は右打者を抑えている。右打者が結果を残すことが重要」とソト、ロペス、伊藤光の右打者が打点を挙げたことを評価。田代チーフ打撃コーチも「いい準備ができたんじゃないか」とうなずいた。本拠地での決戦前最後の実戦。シーズン終盤に湿りに湿った打線に光が差した。