DeNA・今永 八回途中7失点で降板 悔しさをにじませる

4回、先制を許して険しい表情でベンチに戻るDeNA・今永=横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
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 「DeNA0-7阪神」(28日・横浜スタジアム)

 今シーズン最終戦に先発したDeNA・今永が八回途中7安打7失点で降板した。

 立ち上がりから安定した投球を続けていたが、四回につかまった。1死から福留、大山に連続四球。糸原に投手内野安打で続かれ、満塁のピンチを招いた。ここで中谷に左前2点適時打を食らい先制を許すと、木浪のスクイズ、梅野の右前適時打で加点された。

 以降はゼロを並べていたが、七回に1死一、二塁から福留に右翼へ適時打を浴びた。なおも1死一、二塁という場面で降板。後を受けた武藤も打たれこの回3点を失った。

 CSへ向けての調整として八回の続投を志願した左腕。「無理を言って投げさせてもらったので抑えたかった」と悔しさをにじませた。それでも、開幕投手を務めた今季は13勝7敗、防御率2・91でフィニッシュ。奪三振186個は、巨人・山口に次ぐリーグ2位の数字だ。このまま状態を上げていき、ポストシーズンでも輝きを放つ。

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