中日・松坂 去就明言せず 2度目の話し合い結論出ず
中日の松坂大輔投手(39)が27日、ナゴヤ球場で加藤宏幸球団代表(60)と今後について2度目の話し合いを行った。およそ50分間に及んだが、結論は出なかった。
「お互い現在の状況、気持ちを素直にぶつけ合っただけです。中身はちょっと話せないですが。(結論は)出ていません」と加藤代表。今月1日に会談した際は、松坂から現役続行の意思を伝えられていた。今回は球団側の意向で2度目の話し合いが行われたが「条件(の話)は一切ありません。これまでも1回もない」と説明した。
会談後、トレーニングルームで汗を流した松坂は「どういった話というのはこの時点、ここでは僕は言えない。球団の考えも聞きましたし、僕の考えも伝えた。ここからどうなるかですね」と説明。「球団の考え」について加藤代表は「ある程度、固まっています」と説明しただけだったが、これまでは「白紙」としていた来季の契約に関することが伝えられたとみられる。
「もう一度、話さないといけないかも」と加藤代表が話すと、松坂も「いつ会うか分からないですけど、また話をさせてもらうことになるのではないかと思います」。今後の動向が注目される。