ドラフト候補が投げ合い 三菱日立パワーシステムズ・浜屋と東芝・宮川が持ち味

12三振を奪うなどプロ入りへアピールに成功した三菱日立パワーシステムズ・浜屋
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 「JABA秋季神奈川県企業大会、東芝3-2三菱日立パワーシステムズ」(26日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 今秋ドラフト候補同士が投げ合い、それぞれプロ入りへアピールした。三菱日立パワーシステムズ・浜屋将太投手(樟南)、東芝・宮川哲投手(上武大)はともに力投。バックネット裏からNPBスカウト陣の視線を受けながら、持ち味を発揮した。

 三菱日立パワーシステムズ・浜屋は先発して140球の熱投を披露した。直球は140キロ台ながら、スライダーなど変化球を効果的に織り交ぜて9回まで毎回の12奪三振。タイブレークとなった延長十回に痛打されて3失点完投負け。「1球の投げミスで負ける」と気を引き締めた。

 最速154キロ右腕の東芝・宮川は六回から救援してサヨナラ勝ちを呼び込んだ。登板直後はバラツキがあったが、この日最速150キロの直球とカーブを駆使して3回無失点。上位候補との声も上がる中、「評価していただけているなら頑張りたい」と誓った。

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