巨人 原語録で振り返る優勝までの軌跡「平成に感謝」「三重丸、いいねえ」

歓喜のナインの輪の中へ入る巨人・原辰徳監督(中央)=横浜(撮影・出月俊成)
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 「DeNA2-3巨人」(21日、横浜スタジアム)

 巨人が14年以来、5年ぶり37度目のリーグ優勝を決めた。

 原監督にとっては、指揮官として8度目のリーグ制覇。優勝までの軌跡を原語録とともに振り返る。

 3・29開幕戦 対広島0-5(マツダ)丸が4三振でブレーキ。「全てが糧。まだ、始まったばかり」

 3・30 対広島5-2(マツダ)監督として1273日ぶり勝利。「初勝利だ。バンザイ!」

 4・14 対ヤクルト6-11(東京ドーム)本拠地で16年ぶりの2戦連続2桁失点。3位転落に「普通じゃない。これは異常」

 4・21 対阪神3-0(甲子園)平成最後の伝統の一戦で完勝。首位浮上に「平成に感謝したい」

 5・1 対中日5-1(東京ドーム)プロ野球の令和1号を放った坂本勇を称賛。「私よりもはるかに素晴らしい選手ですから」

 5・20 上原が現役引退。「雑草魂もついに燃え尽きる時を迎えた」

 6・1 対中日6-5(東京ドーム)通算400号の阿部と抱擁し「見事。素晴らしい数字と思いますね」。

 6・18 対オリックス4-3(東京ドーム)。首位浮上も、先発今村に2勝目がつかず「私のミス。申し訳ないと彼にも伝えた。自分の中で鬼になりきれなかったことを反省している」

 6・20 対オリックス4-2(東京ドーム)丸が2ラン含む全4打点。丸ポーズで初めて出迎え「4点のうちの4打点ですから、100点ですね」

 6・23 対ソフトバンク1-5(東京ドーム)最終戦の直接対決で敗れ、交流戦優勝ならず。二回途中4失点の菅野に「リズムもへったくれもあったもんじゃない」

 7・10 対阪神4-1(甲子園)貯金17、2位に9・5差をつけてターン。「後半戦が怖いですよ。プロ野球はそうそう差は出ない勝率ですから」

 7・27 対阪神2-3(東京ドーム)貧打に苦しみ、2位DeNAに3・5差まで迫られる。「なかなか男に、ヒーローになる人が出てこない」

 7・30 対広島8-5(東京ドーム)川上哲治、長嶋茂雄に次ぎ球団史上3人目の監督通算1000勝も「あした、どうやって勝つか」

 8・4 対DeNA2-3(横浜スタジアム)今季初の5連敗で2位DeNAと0・5差に。「ヘッヘッヘ。ジャイアンツは頑張り時ですね」

 8・9 対ヤクルト10-9(東京ドーム)7点差を大逆転。八回に岡本が同点の3ラン、十回に亀井がサヨナラ犠飛。「ページをめくったら、いろいろなことがありましたね。神がかり的でした」

 8・16 対阪神2-1(東京ドーム)岡本逆転2ランで60勝一番乗り。「僕らが測ることができない大物。貴重なところで打ってくれるのは大きい」

 8・21 対中日5-2(ナゴヤドーム)エース菅野が3年連続2桁勝利。「毎年、安定している。素晴らしい投手」

 8・24 対DeNA8-6(東京ドーム)石川の代打弾でサヨナラ勝ち。優勝マジック20点灯。「小さい数字になったら言いたいこともあるけど、まだ大きすぎる」

 8・30 対阪神4-1(甲子園)丸が連夜の大暴れ。4安打3打点の活躍に「今日は二重丸、いや三重丸。いいねえ」

 9・20 対DeNA9-4(横浜)坂本勇が2発、岡本30号。山口15勝目で優勝マジック2に。5年ぶりの胴上げが目前に迫り「チームの硬さも取れるのではないか。一丸で挑んでいきたい」

 9・21 対DeNA3-2(横浜)延長十回、増田大が決勝適時打。5年ぶり胴上げに男泣き。「非常に新鮮ですね。それと、年を取るとちょっと涙腺が弱くなるかもしれませんね。非常に長い年(とし)、時間だったですね。チームワークというか、一つになるというものは今までにない素晴らしいチームだと思います」

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