ヤクルトの功労者が引退会見 館山「後悔はない」畠山「幸せな野球人生だった」
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ヤクルトは13日、都内の球団事務所で館山昌平投手と畠山和洋内野手の引退会見を行った。
館山は「正式に引退しようと決めたのは今月に入ってから。悔いなく試合に入っていったので、後悔はない。その一点です」とうなずき、畠山は「今年1年なかなか思うようなパフォーマンスができなくて、かなり苦しい時期を長く過ごした。辞めると決めてからはスッキリというか、本当に野球を楽しむことができている。本当に幸せな野球人生だった」と語った。
館山は日大から03年ドラフト3位で入団。09年には16勝を挙げて最多勝を獲得した。右肘靱帯(じんたい)の再建手術3度受けるなど故障と戦いながら、通算278試合の登板で85勝68敗10セーブ、防御率3・32の成績を残した。
畠山は01年に岩手・専大北上からドラフト5位で入団。15年には105打点で打点王を獲得し、リーグ優勝に貢献した。通算1105試合の出場で打率・265、128本塁打、567打点だった。