ヤクルトは10日、小川淳司監督(62)と宮本慎也ヘッドコーチ(48)の今季限りでの退任を発表した。小川監督の退任の意向を根岸孝成オーナーが了承した。球団は次期監督に高津臣吾2軍監督(50)を軸として人選を進めるとみられる。
小川監督は2年契約の2年目。昨季4年ぶりに監督に復帰するとチームを前年の最下位から2位に押し上げた。だが、今季は序盤から主力に故障者が続出し、5月から6月にかけてリーグワーストに並ぶ16連敗を喫するなど低迷。9月7日の巨人戦に敗れて4位以下が確定し、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。