中日 6連勝!大野雄が九回途中2失点11Kで8勝目 虎と0・5差

 「中日5-2DeNA」(8日、ナゴヤドーム)

 初回に全てを懸けていた。中日の大野雄は一回に2三振を奪って小気味よく終えると、そのまま波に乗って九回途中まで2失点。11奪三振、無四球の好投で約1カ月ぶりの8勝目を挙げ「(最後まで)いくと言ったからには投げ切らないといけなかった」と話した。

 白星から遠ざかる間、試合の入り方への意識を変えた。前日に10勝目を挙げた柳とも「先制点を与えるのは駄目だよね」と話し合っていた。最近2度の登板は先制を許して負けたことから、ブルペンでも140キロ後半の直球を投げられる調整をしてからマウンドに立った。

 完封目前だった九回1死、ソトに2ランを浴びて降板した。それでも「勝ったことが何より」。悔しさは残ったがチームを6連勝、4位・阪神まで0・5ゲーム差へと導いた。

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