巨人9月初星!連敗止めた 坂本勇35号 先制打に気迫ヘッドも

 1回、打者・丸の時に、ブキャナンの暴投で生還する二走・坂本勇(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト6-10巨人」(7日、神宮球場)

 頼もしい主将が躍動した。巨人・坂本勇がリーグトップタイの35号ソロを含む3安打2打点の働きで、チームの連敗を6で止めた。9月初勝利は8試合ぶりとなる2桁得点。G党からひときわ大きな歓声を浴びながら「今日はつながりも良かったし、ホームランも出て良かった」と満足気に振り返った。

 勝利への執念が実った。初回、無死二塁でブキャナンから適時二塁打を放ち、先制点をもたらした直後だった。3番・丸への初球が暴投となると、坂本勇は隙を見逃さず一気に三塁ベースを蹴り、本塁に突進。「あれが一番早いかなと思って」と気迫満点のヘッドスライディングで、2点目をもぎ取った。原監督も「チームにいい意味で喝を入れた」と気迫のプレーを称賛した。

 一時は点灯していた優勝マジックが消滅。低迷していたチームの中でも孤軍奮闘し、4試合連続のマルチ安打。「勝負の世界なので、悪いのが続く時もあれば、いい時もある。まだ首位にいる。そう思ってみんなでやっていければ」とチームを鼓舞してきた中でつかんだ勝利だ。

 「明日、いい流れで戦えると思うので、一戦一戦頑張るだけです」と言葉に強い力を込めた。5年ぶりV奪回へ向け、再進撃を始める。

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