侍U18・西純矢が際立つ存在感 打って、投げて、守って活躍 韓国戦・緊急登板で好投

2回から2番手で登板した西純矢=韓国(撮影・中田匡峻)
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 「U18W杯・2次リーグ、日本4-5韓国」(6日、機張)

 日本は韓国に延長十回、サヨナラ負けを喫した。ただ、今大会を通じて西純矢投手(創志学園)が投打に加え守備でも大活躍を見せている。

 1次リーグの2試合目、南アフリカ戦(8月31日)では指名打者として2本塁打を含む4打数3安打8打点をたたき出した。

 3試合目の米国戦(9月1日)では2番手投手として3回を2失点。4試合目の台湾戦(2日)では2番手として五回2死一、二塁のピンチで登板し1人を打ち取った。5試合目のパナマ戦(3日)は6回を1失点と六回雨天コールド勝ちの試合を1人で投げ切った。

 4日は試合がなく、2次リーグ初戦のカナダ戦(5日)は「7番・右翼」でスタメン出場。2打数1安打と押し出し四球で1打点を挙げた。

 そして6日の韓国戦。「5番・右翼」で出場していたが、佐々木が1回限りで急きょ降板したため二回からマウンドへ。五回までを無失点でしのぐと、九回、韓国のサヨナラ機では守備位置を変えていたレフトからの好返球で相手走者を本塁でアウトにした。

 投手だけで見れば1日から3日まで3連投。中2日で6日にも好救援かつ守備で存在感を示した。

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