中日・松坂 現役続行を希望 加藤球団代表と話し合い
中日の松坂大輔投手(38)が1日、ナゴヤ球場で加藤宏幸球団代表と今後について話し合い、来季も現役続行の意思を伝えた。ただ去就に関して同代表は現時点では「白紙」と明言。与田監督の意見も聞き、契約を結ぶかどうか決める。
松坂は会談後「今後について話し合いはしました」としたが、中身については「僕の口からは言えません」と口を閉ざした。
加藤代表はナゴヤドームでのヤクルト戦後に「僕の方から彼の気持ちを聞いた。彼は現役を希望している。やりたいという強い気持ちは分かった」と松坂の胸の内を説明した。
松坂は春季キャンプ中にファンに腕を引っ張られたことで右肩を痛め、出遅れた。7月16日の阪神戦で初登板して5回2失点。だが、2度目の登板となった7月27日のDeNA戦で1/3回を8失点と大炎上し、2軍落ちした。
「日本球界にとって大きな存在だから、まずは意思確認をした。特別扱いはいけないけど、それだけの選手というのはある」と加藤代表。現時点で球団の姿勢は白紙だが、怪物の頭に引退の2文字はない。