オリックスついに4・26以来の最下位脱出!安達が九回劇弾「久々の感触でした」

 「ロッテ1-2オリックス」(31日、ZOZOマリンフィールド)

 1-1の九回2死無走者。ここにオリックス・安達がいた。1ボールからロッテ守護神・益田の146キロをフルスイングすると打球は高々と舞い左翼スタンドへ。一歩二歩と歩きながら着弾を確認するとゆっくり走りだした。

 「まっすぐ1本で思い切っていきました。久々の感触でした」

 劇弾にファンの中には感動のあまり泣き出す女性もいたほどだ。

 西村監督は「ずっと頑張ってくれている。特に守備。存在感を出してくれている」と絶賛。8月は72打数21安打の打率・292、2本塁打、14打点、7盗塁と暴れまくった。ベテランの奮闘でチームも14勝9敗と大きく勝ち越し、ついに4月26日以来となる最下位脱出を果たした。

 安達は逆転CSへ向けて「これからが大事。“やる気MAX!オリックス!”です」と締めていた。

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