佐々木 米国代表をビデオで徹底研究!対戦イメージばっちり「日本人と違う打ち方」

 「U-18W杯」(30日開幕、機張)

 「第29回WBSC U18ワールドカップ」(30日開幕・韓国)に出場する侍ジャパン高校代表が28日、成田空港から開催地の韓国入りした。最速163キロ右腕の佐々木朗希投手(3年)は右手中指にできたマメの影響で投球再開時期は未定ながら、オープニングラウンドでの最大のライバルとなる米国について、早くも対策に取り組んでいることを明かした。

 世界の強敵と戦う心構えはバッチリだ。佐々木は「自分の出せるベストを尽くして優勝して帰ってきたい」と気持ちを新たにした。初の大舞台。とりわけ意識する国がある。オープニングラウンドで同じB組に属する米国だ。

 野球の祖国を倒さなければ、初の世界一は見えてこない。既に米国代表はビデオでチェック済み。「身体能力が高くていい選手がそろっている。日本人とは違う打ち方だったりするので」と早くもイメージを膨らませている。

 米国との対戦は、開幕3試合目となる9月1日の予定。右手中指にできた血マメの影響でノースロー調整を余儀なくされ、登板できるかは微妙な状況だ。しかし、5日から予定されるスーパーラウンド以降でも激突する可能性が高いチーム。患部をばんそうこうで保護しながら対策の研究など、できることを進めていく。

 侍ジャパン大学代表との試合で得た手応えは十分だ。「ストレートをコースに投げれば、そんなに打たれることはないかな」。初の海外遠征にも、チームで用意される水を飲むように心掛けるなど体調管理も怠らず。「万全の状態でいきたい」。その剛腕で米国を、世界を驚かせてみせる。

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