侍・稲葉監督“1”にこだわれ U18佐々木らに金言「2、3につながっていく」

 「侍ジャパン高校代表合宿」(27日、都内)

 「第29回WBSC U18ワールドカップ」(30日開幕・韓国)で初の世界一を目指す侍ジャパン高校代表はこの日、都内で22日から行っていた国内合宿を打ち上げた。28日に韓国入りし、30日にスペインとの1次ラウンド初戦に臨む。

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(47)が27日、都内のグラウンドを訪れ、侍ジャパン高校代表を激励した。佐々木や奥川ら世界一を期すナインの前に立ち、熱のこもった口調で『1』の重要性を説いた。

 「投手で言えば初球、1イニング目、1人目の打者。打者で言えば1球目、1スイング目。野手で言えば1つのゴロ。そういう“1”というものを大事にしてもらいたい。そうすると『2』、『3』につながっていく」

 常々「ヨーイドンで自分の球がしっかり投げられるピッチャーはすごく大事」と話すなど、その資質を代表選手選考の基準の一つにしている。独特の緊張感のある国際大会。短期決戦を勝ち抜くための“金言”を授けた。

 前日26日の壮行試合を見て「いいチームに仕上がっているなと感じた」とうなずいた指揮官。先発した佐々木については、大学代表先発の森下(明大)とともに「やっぱりモノが違うよ」と高評価。世界一への期待を高め、帰路に就いた。

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