走り幅跳びのパラリンピック王者、マルクス・レームがワンバン始球式「興奮した」
「巨人-DeNA」(24日、東京ドーム)
パラリンピック選手のマルクス・レーム(31)が始球式を務めた。
陸上競技男子走り幅跳びで3度のパラリンピック王者に輝いた義足のジャンパーは、やや緊張した面持ちでピッチングを披露。ワンバウンド投球となってしまったが、ドーム内から大歓声が送られ、丁寧なお辞儀で応えた。
マウンドを降りると原監督とも笑顔で抱擁を交わし、「興奮しました。練習では、もうちょっと速く投げられたんですけど」と笑顔を見せた。
1年後に迫った、20年東京大会での3連覇に向け、「それが大きなモチベーション。自分の持つ世界記録(8メートル48)も更新できればベスト」と意欲を見せた。