星稜・奥川 U18合流へ 疲労を考慮し実戦登板しないままW杯も

 高校ナンバーワンピッチャーが新たなステージへ踏み出す。選手権で準優勝した星稜・奥川恭伸投手(3年)らナインは23日、金沢市の同校で学校関係者、地元住民ら約700人の歓迎を受けた。

 奥川は「やっと終わった。すっきりした気持ちだった」と話したが、すぐに次のスケジュールが待ち受ける。

 24日にはともに代表選出された山瀬慎之助捕手(3年)と東京へ移動、U-18の代表合宿に合流し、25日から練習に参加する。

 永田監督は「体を休めてからだと思いますけど、まずどういう状態なのか。幸い、整形外科医も今回は付いてくれて、理学療法士もいるので先生と相談しながら」と体のケアを優先させる。奥川は日本では実戦登板しないまま、W杯に挑むことが濃厚だが「(佐々木との)リレーができれば」と本番を心待ちにしていた。

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