ギータ復帰打もソフトバンクM点灯お預け 4月以来の出場に手応え「やれる」
「ソフトバンク4-14オリックス」(21日、ヤフオクドーム)
役者が違う。名前がコールされただけで球場の雰囲気が変わる。初回1死。左脚を痛め4月から戦列を離れていたソフトバンク・柳田の復帰1打席目は左前への安打。柳田の安打に球場が沸く中で、内川が左翼席へ先制2ランを放った。
残り30試合を切り、優勝へのマジックナンバー点灯が迫っている状況での復帰戦。柳田は「またしびれる野球ができるという感じ。(不安は)ゼロではないけど自分でやれるという判断はできた」と意気込み4カ月半ぶりに1軍のグラウンドに立った。その思いをバットに乗せ、先制点を呼び込んだが…。
投手陣が踏ん張れず今季ワーストの14失点で大敗。本拠地での優勝へのマジック点灯は持ち越しとなり、工藤監督は「たくさんのファンの中なのに申し訳ない」とわびた。