智弁和歌山・池田が自己最速更新150キロ 次戦・星稜奥川との投げ合いに闘志

 「全国高校野球選手権・2回戦、智弁和歌山7-1明徳義塾」(13日、甲子園球場)

 智弁和歌山(和歌山)が猛打を発揮し、2011年以来の3回戦に進出した。

 六回から2番手で登板したエース・池田陽佑投手(3年)が自己最速を1キロ更新する150キロの大台をマークした。七回1死、服部への2球目で記録。その打席では左翼線二塁打を許したが、後続は2連続三振で断った。

 最速更新について「オーッという歓声で気付き、電光掲示板表示も見た。心の中ではやった!と思ったが、表情に出したら相手に隙を与えるので出さないようにした」と振り返った。直前の七回表の攻撃で、味方が7得点。自らも中越え二塁打で出塁してホームを踏んだ。「あそこで気を抜いてはいけないと思い、引き締めた」と平常心を崩さず好投につなげた。

 3回戦は星稜(石川)と対戦する。この日154キロをマークした奥川恭伸投手(3年)と投げ合う可能性が濃厚で「相手は奥川君が柱。こっちには柱が何本もある。その大黒柱として頑張りたい」と意気込んだ。

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