DeNA、元巨人の2人がヒーロー 平良が4勝目、ロペスが決勝タイムリー 2・5差

 ウイニングボールを見せるDeNA・平良拳太郎(右)とロペス
2枚

 「DeNA4-2巨人」(2日、横浜スタジアム)

 2位のDeNAが逆転勝利で首位・巨人とのゲーム差を2・5差に縮めた。投打のヒーローは2人の元巨人の選手。6回2失点と粘り4勝目を挙げた先発の平良拳太郎投手と、決勝タイムリーのホセ・ロペス内野手だ。

 平良は初回、丸に先制18号を浴びた。四回にも岡本の犠飛を許したが、大崩れはせず。6回2失点、被安打4、9奪三振と粘りの投球で試合を作った。

 すると1-2で迎えた六回裏の攻撃で打線が結果を出した。まず、平良の代打・石川が左前打で出ると、1死から宮崎が左前打でつないで1死一、二塁に。ここでソトが左中間への適時二塁打で同点とした。

 さらに、筒香は四球で1死満塁の絶好機を迎え、ここでロペスが右中間へ2点適時二塁打。勝ち越しに成功した。エスコバー-パットン-山崎と自慢の救援陣が無失点でつないで、平良に4勝目をつけた。

 平良は13年のドラフト5位で巨人に入団したが、16年オフにFA移籍した山口俊の人的補償でDeNAに17年から加入した。ロペスは13年、14年と巨人でプレーした後、15年からDeNAで活躍している。

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