DeNA“横浜高打線” 3度目の正直で大先輩・松坂8点KO、7連勝

 「中日3-12DeNA」(27日、ナゴヤドーム)

 勝機は逃さない。DeNAが怒濤(どとう)の集中攻撃で、試合の大勢を初回で決めた。横浜高OBたちが先輩・松坂相手に躍動。その勢いは打線全体に波及し、一挙8点をたたき出した。破竹の7連勝。首位・巨人との差は3・5まで縮まった。

 若い力が切り開いた。同校2011年度卒の1番・乙坂が初球を捉え、中前へ痛烈にはじき返した。「小さい頃から見てきた選手」と言う大先輩相手に、フルスイングで立ち向かった。

 09年度卒の2番・筒香が続く。左中間を破る適時二塁打で先制。「3人だけじゃない。試合に出ている人も出ていない人も、全員で勝ちにいった結果」。その後も打線がつながり、4点リードでなおも1死満塁。ベテランのバットも光る。04年度卒の石川の右前適時打で5点目。「流れに乗り遅れないように」と鮮やかに運んだ。

 松坂相手に昨季は2戦2敗。3度目の正直にラミレス監督は「何とかしたいというモチベーションは高かったと思います」と選手全員を称賛した。

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