巨人 難敵倒せず今季2度目4連敗 原監督50秒で会見終了

 「広島2-1巨人」(21日、マツダスタジアム)

 総力戦の結末は消化不良だった。巨人は痛恨のサヨナラ負け。今季初めて同一カード3連敗を喫した。我慢を続けていたのか試合後の原監督の頬は、紅潮していた。「よく粘ったというかね、もう一本が出なかったというのはもちろんある。向こうに、もう一本が出たというところでしょうね」。約50秒で自ら会見を切り上げた。

 執念のタクトもはまらなかった。1-1の九回、1死後に4番の岡本が四球で出塁すると増田大を代走に送った。代打・ビヤヌエバの中前打などで1死満塁。阿部、陽岱鋼と代打攻勢を仕掛けたが、2者連続で空振り三振に仕留められた。

 延長十回まで戦ってわずか1得点。特に相手先発の九里に8回を1点に抑え込まれたことが響いた。指揮官は「(九里に)いいピッチングされましたね。非常に丁寧に投げられてね」と脱帽した。

 今季2度目の4連敗を喫しても首位を快走し、2位のDeNAとは7ゲーム差。それでも昨季まで4年連続で負け越した広島相手に今季も4勝9敗(1分)。また難敵を倒せなかったことは痛い。原監督は「まあ(移動日の)あした休んで、頑張ります」と自分に言い聞かせるように語って、気持ちの切り替えを強調した。

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