「阪神－ヤクルト」（２１日、甲子園球場）

　米米ＣＬＵＢのカールスモーキー石井こと石井竜也が２１日、『虎フェス』として開催された試合前にパフォーマンスを披露した。

　緊張感高まる中、まずは、小さい頃から虎党である人気音楽グループ「ｇｌｏｂｅ」のメンバー、マーク・パンサーがＤＪプレイを披露。スタンドのボルテージを上げると、真っ白な衣装で石井が登場した。

　１９９２年にリリースされ、大ヒット曲した米米ＣＬＵＢの『君がいるだけで』を熱唱。聖地に美声を轟（とどろ）かせた。超満員の中で歌い終えると「こういうスポーツと歌というのはいいなと思います。もっともっとスポーツと歌が一緒になったイベントを考えていただけたらと思います」と話した。

　これまで東京ドームやさまざまなスタジアムでパフォーマンスをしてきたが「阪神ファンはアツい。広島もすごいですけど、それ以上。東京よりも、一体感としては関西のほうがありますね」と振り返った。

　史上初のバックスクリーン下でのパフォーマンスを終えたマークパンサーは「バックスクリーンでできたのは、すごくうれしかった。小さい頃から野球が好きで、（漫画の）『巨人の星』からずっと（阪神の選手である）花形のファン。ずっとタテジマです」と声をはずませた。