大船渡・佐々木出た160キロ! 大谷に並んだ!高校生史上最速タイ

5回、157キロの速球を投げ込み雄たけびを上げる大船渡・佐々木朗希=岩手県営野球場
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 「高校野球岩手大会・4回戦、大船渡-盛岡四」(21日、岩手県営球場)

 最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が「4番・投手」として3試合連続で先発のマウンドに立った。相手の盛岡四は今春の岩手大会で準優勝。初のシード校との激突で、八回に公式戦最速となる160キロを出した。

 八回2死走者なし。カウント0-2からの外角への直球はわずかにストライクゾーンをはずれたが「160km/h」の表示。150キロ台を連発するたびにどよめきが起こっていたスタンドからは驚きを通り越して拍手が起こった。

 岩手県営球場は12年7月19日に岩手県大会準決勝・一関学院戦で花巻東・大谷翔平(現エンゼルス)が高校生史上最速の160キロを計時した球場。佐々木が怪物に並んだ。

 投手戦となった試合は六回に大船渡が先制。佐々木は八回まで13三振を奪っている。

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