ノムさん孫 星槎国際湘南・忠克初出場 二ゴロも「打てるように頑張る」
「高校野球神奈川大会・1回戦、星槎国際湘南16-0海洋科学」(13日、小田原球場)
ヤクルト、阪神などを指揮した野村克也氏(84)の孫で、楽天・野村克則2軍バッテリー兼守備作戦コーチ(45)を父に持つ星槎国際湘南・野村忠克外野手(3年)が夏の大会初出場を果たした。
背番号17の副将は8点リードの三回無死一塁から代打で登場。初球を打って二ゴロに倒れると、そのまま右翼に入り、四回は空振り三振。2打数無安打で公式戦初安打はお預けとなったが「春や秋とは違った。緊張しました。打てるように頑張ります」と笑った。
「思うような結果が出ない時でも、父からは『腐るな』と言われてきました」と明かす。昨秋から三塁ベースコーチを任される野村は「チームのために、自分のできることをやりたい」。初の聖地だけを見据え、最後の夏を戦い抜く。