阪神・矢野監督の母校 桜宮が快勝発進「偉大な先輩に負けないように」

攻撃中、ベンチから声援を送る桜宮ナイン(撮影・永井優花)
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 「高校野球大阪大会・1回戦、桜宮10-2東」(12日、花園セントラルスタジアム)

 阪神・矢野監督の母校・桜宮が、7回コールドで好スタートを切った。

 初回から打線が爆発した。1死一、三塁の場面で、春から不振続きだった4番で主将の坂元彪吾外野手(3年)が、バックスクリーンへ3ラン本塁打を放ち一気に3点。四回にも2点適時三塁打を放つなど、5打点をあげる活躍でチームを鼓舞した。坂元は「春からの練習の成果が出て、理想的なバッティングができました」と自信を見せた。

 矢野監督が阪神の監督に就任する際、「共に頑張りましょう」と母校にエールが送られた。

 「プロで監督にまでなられた偉大な先輩に負けないように、今の自分たちの桜宮を強くしたいです」と力強く語った主将。過去の甲子園出場は1982年の春のみ。大先輩が果たせなかった悲願の夏の甲子園出場へ、チーム一丸で闘い抜く。

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