楽天・則本昂7年契約 ポスティングでの米移籍消滅
今季が3年契約の最終年となる楽天・則本昂大投手(28)が契約の見直しを行い、新たに今季からの7年契約を結んだことが3日、分かった。石井一久GM(45)が明かした。
今季が契約最終年となる則本昂と開幕前に話し合いを持ち「3月くらいに(契約を)結び直した」と石井GM。詳細な金額は明かさなかったが「実績を積んだ選手。そこはリスペクトしている」とし、日本選手では異例となるシーズン中に長期契約締結に踏み切った。
以前から米大リーグへの強い興味を示し、旧契約では今オフにポスティングシステムによる移籍について話し合う条項も含まれていたが、新たな契約によって消滅した。
石井GMは「彼も仙台に骨をうずめるという話をしていた。ウチと契約するということは、本人がそう希望しているということじゃないか」と話した。今年3月に右肘手術をした則本昂だが、2軍戦で3試合の登板を経て、9日のオリックス戦(楽天生命)が1軍復帰登板となる予定だ。