大船渡・佐々木が3回無失点、最速は153キロ NPBから8球団21人が視察

練習試合に登板しで力投する大船渡・佐々木朗希=秋田県由利本荘市水林グリーンスタジアム(撮影・西岡正)
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 「高校野球・練習試合、大船渡-由利」(30日、秋田県内グラウンド)

 今秋ドラフトの目玉で最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が先発し、51球を投げ3回無失点に抑えた。チェンジアップを有効的に使い、毎回の6奪三振。三回2死一、二塁から最後の打者に対しては、ロッテスカウトのスピードガンでこの日最速となる153キロで見逃し三振に斬った。

 7月11日に開幕する夏の岩手大会を2週間後に控える中、ネット裏にはNPB球団8球団21人が集結した。阪神は担当の葛西スカウトを含め3人体制、オリックスは最多の6人体制。「190センチの投手がセーブして投げるのは、かなり難しい。器用だな」と高い投球能力を評価した。

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