ＤｅＮＡが２８日からの広島戦（横浜）に“必勝ローテ”で臨むことが２６日、分かった。アレックス・ラミレス監督（４４）は借金を完済して後半戦に向かうためのポイントとして「先発ピッチャーがカギになってくる」との考えを示した。

　２８日の１戦目は、ここまで防御率２・１１でリーグトップのエース今永。２戦目は１８日の日本ハム戦で６回２／３、無失点と好投した平良を送り込む。３戦目は２３日の楽天戦で６回無失点のドラフト１位・上茶谷（東洋大）を立てる。

　この日、横浜スタジアムでの全体練習をチェックした指揮官は「とにかく、どこのチームと対戦しようがまずは勝つということに重きを置いてやっていく」と力を込めた。リーグ戦再開後の一発目のカードを、最も状態のいい３人でものにしていく構えだ。

　三浦投手コーチは「１イニングでも長く投げてもらいたい」と期待を寄せた。まずは現在３つある借金をゼロにして、虎視眈々（たんたん）と首位の座を狙っていく。