ヤクルト、連敗止めた 終盤爆発!18戦ぶり2桁安打、40戦ぶり2桁得点
「交流戦、楽天3-11ヤクルト」(13日、楽天生命パーク宮城)
執念が爆発した。終盤の猛攻でヤクルトの連敗は2でストップ。小川監督は「途中から出た選手が、みんないい働きをしてくれた。中村もよく打ってくれた」と粘りをたたえた。
1点を追う八回。先頭の代打・山崎が左前打で出塁すると、2死三塁から相手の暴投で同点。さらに満塁として中村の左翼線適時二塁打で勝ち越した。この回だけで4人の代打攻勢。指揮官のタクトに選手が応えた。
九回にも集中打でダメ押し。2桁安打は18試合ぶり、2桁得点は実に40試合ぶりだった。決勝打の中村は「連敗中は落ち込みがちだったのをはね返せた。強い気持ちを持ってやっていきたい」と決意を込めた。執念星を反攻ののろしにする。