巨人、桜井が七回途中1失点の快投 15年ドラ1が今季初先発で気迫の投球
「交流戦、楽天-巨人」(6日、楽天生命パーク宮城)
巨人・桜井俊貴投手が、今季初先発で6回2/3を投げ、3安打1失点の好投。緩急を駆使した投球で2勝目の権利を得て降板した。
15年のドラ1右腕が、巡ってきた先発のチャンスで存在感をしっかりアピールした。三回までは完璧な内容で、許した走者は味方の失策で出したひとりだけ。四回に安打と2四球で2死満塁から、渡辺佳に押し出し四球を与えて同点に追いつかれた。それでも、大崩れはしなかった。
五回は先頭打者の出塁を許したが、茂木を落差の大きいカーブで見逃し三振。島内を左飛、浅村はチェンジアップで空振り三振に仕留め、ピンチを脱出した。
バッテリーを組んだ炭谷の好リードに導かれ、六回も三者凡退。
七回は2死三塁としたところで降板となったが、2番手高木が茂木を二ゴロに抑えた。