交流戦初戦はセ・パ、3勝3敗の五分 パが9年連続勝ち越し中

 セ・パ交流戦が4日、幕を開け、初戦はセ・パともに3勝で五分で終わった。

 セは、阪神が16安打11点と打線が爆発し、ロッテに快勝。DeNAも継投でオリックス打線を1点に抑えて逃げ切り。巨人は九回にビヤヌエバの2ランで楽天に逆転勝ちした。

 一方、パはソフトバンクが中日の反撃を振り切って勝利。日本ハムは5点のビハインドを跳ね返して、延長十回ヤクルトにサヨナラ勝ち。西武も延長十二回に中村のサヨナラ打で広島を下した。

 2005年にスタートした交流戦だが、過去14年でセ・リーグが勝ち越したのは09年のわずかに1度きり。現在はパ・リーグが9年連続で勝ち越している。

 毎年のようにセを圧倒してきたパだが、中でも交流戦を大の得意にしているのがソフトバンクだ。昨年まで通算203勝121敗12分けの・627と断トツの勝率を誇り、14度のうち、実に半分の7回で勝率1位に輝いている。この日も中日に追い上げられながらも、白星発進している。

 セは昨年、ヤクルトが勝率1位となったものの、それ以外の5球団はすべて負け越し。チーム別の通算成績でも、勝率5割を超えているのは巨人だけ。中日がちょうど5割で、残る4球団は負け越している。

 令和になって初の交流戦。ペナントの行方を左右すると言っても過言ではないだけに、今年は果たしてどういう結果になるか。

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