DeNA今季初の4連勝 ラミ監督が挙げた「ターニングポイント」

 「巨人1-5DeNA」(22日、東京ドーム)

 投打がかみ合いDeNAが今季初の4連勝。アレックス・ラミレス監督は「ターニングポイントだった」と六回1死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けた場面を挙げた。

 リードは2点。先発の東が1死から丸に四球、岡本に中前打を浴びた。ここでベンチを出て投手交代を告げた。「ジャイアンツの打線はうちの左投手に対して3割7分打っている。ゲレーロにはホームランを打たれていましたし、すでに93球を投げていたので」と東に替えて右腕の三嶋を投入した。

 初球、150キロの直球で空振りを奪うと、最後は変化球でゴロを打たせて三塁併殺に仕留めた。「あそこで代えてダブルプレーを取れたのが今日のターニングポイントだったのかなと」と采配に手応えをにじませた指揮官。「その後のエスコバーも良かったですし、今日投げたリリーフは全員素晴らしい仕事をしてくれた」と賛辞を惜しまなかった。

 狙うは勝ち越しだ。「チーム状態は上向きで、投打がかみ合ってきている。今月は5割なんですけど、明日勝ち越すことが、今月だけですけど貯金を作ることが非常に大きいと思うので、明日の試合は非常に重要になってくる」と闘志を燃やした。

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