立命大 優勝に大きく前進 代打・栄枝が値千金逆転打 26日にもV決定

勝利を喜ぶ立命大ナイン(撮影・道辻 歩
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 「関西学生野球、立命大4ー3関大」(20日、南港中央野球場)

 立命大が逆転で関大を下して勝ち点を「4」として単独首位に。優勝に大きく近づく勝利となり、関大の優勝の可能性は消滅した。立命大は1点を追った八回2死一、二塁で、代打で打席に入った栄枝裕貴捕手(3年)が、関大・高野脩汰投手(3年)の変化球を右中間に運ぶ2点適時三塁打を放ち、逆転に成功した。

 「高野選手とは1回戦でも対戦して三振だったんですけど、変化球が多いなと思っていたので」と栄枝。狙い通りの一打で逆転すると、その裏からは前日に完封勝利を挙げた立命大・有村大誠投手(3年)がマウンドへ。「昨日の夜から準備はしていました。こういう場面というのはあまりないことなので、ブルペンでは緊張しました」と振り返ったが、そこから2回を無失点に抑えて逃げ切った。

 立命大・後藤昇監督は「栄枝はレギュラーでもおかしくないだけの選手。途中から出た選手が仕事をしてくれた」と選手を称えた。次の第8節での同大戦(25、26日・わかさスタジアム京都)が最終節となり、2位の近大の勝ち点が「3」のため、同大を相手に勝ち点を挙げれば近大の勝敗に関係無く最短26日に優勝が決まる。

 後藤監督は「せっかくここまできたので優勝したい」と力を込めていた。

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