大船渡“佐々木フィーバー”岩手県高野連は対策万全!

 春季高校野球岩手大会の開会式が16日、岩手・九戸郡野田村の野田村野球場で行われ、最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)を擁する大船渡などの出場校が参加した。岩手県高野連は沿岸南地区予選に続く観客殺到を予想し、対策へ尽力する。

 “佐々木フィーバー”は人口約4000人の村にも届きそうだ。村民向けに専用のシャトルバス運行が決定。臨時駐車場2カ所を含む約1000台の駐車スペースも確保した。仮設トイレは計10基設置。万全の態勢でファンを迎え入れる。

 18日の大船渡の初戦では、4098席の内野スタンドに加えて外野芝生席を解放する。同連盟の大木秀一事務局長(48)が「初めて」と説明する異例の対応で、混乱を避ける。

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