遊び心たっぷり球場「レクザムボールパーク丸亀」メジャー参考に設計
2015年3月に「丸亀市民球場」として開場した「レクザムボールパーク丸亀」。スタンド内にバーベキューが楽しめるエリアを設けるなど、メジャーリーグの球場を意識した娯楽性の高い設計が特徴だ。
遊び心が詰まった、まさに「ボールパーク」だ。開場は2015年3月1日。真新しさが残る「レクザムボールパーク丸亀」は収容1万人と規模はそれほど大きくはないものの、スタジアムの各所にユニークな特徴を備え、訪れるファンを楽しませている。
メジャーリーグや米国の地方球場を参考に設計された。何より目を引くのが、一塁側スタンドにあるピクニックデッキだ。野球観戦しながらバーベキューを楽しむことができるエリアで、専用のテーブルと椅子が備え付けられている。48区画あり、1区画110円から利用可能。広島のマツダスタジアムなどに同様の座席があるが、プロ野球の本拠地ではない地方球場としては珍しい。
三塁側も面白い。甲子園でいえばアルプス席にあたる場所にスタンドではなく、広々とした芝生広場が広がっている。普段から自由に遊ぶことができ、子供たちに大人気。グラウンドの外野と同じ芝生が敷かれていて、プレーヤーの感覚を味わうこともできる。
グラウンドに立つと目に飛び込んでくるのが一、三塁側の「エキサイティングシート」だ。グラウンドにせり出す形で設計された客席は別名「砂かぶりシート」とも呼ばれ、選手の息づかいまで聞こえそうな近距離でプレーを見ることができる。
フィールドは両翼100メートル、中堅122メートル。四国の野球場では初めてLEDフルカラースコアボードが採用され、鮮明な映像を駆使した演出で観客を楽しませる。
開場直後の15年3月3日には、こけら落としのプロ野球オープン戦・阪神-ソフトバンクを開催。その後も毎年夏に阪神主催でウエスタン・リーグ公式戦が行われており、17年7月28日の阪神-オリックスでは、2軍で調整中の阪神・藤浪晋太郎投手が先発で登板。3回で7三振を奪うなど香川のファンを喜ばせた。今年も7月27、28日にウエスタン・阪神-中日が開催される予定だ。
開場当初から四国アイランドリーグ・香川オリーブガイナーズが本拠地の一つとして戦い、高校野球香川県大会の会場としても使用。他の球場にはない「ボールパーク」の魅力が、地元の野球ファンに愛されている。





