巨人、主軸不在のヤクルトに痛い1敗 山口が今季初黒星 坂本勇セ新記録も勝利直結せず

 「巨人1-4ヤクルト」(12日、東京ドーム)

 巨人は首位攻防で逆転負け。主軸を欠いたヤクルトに痛い一敗となった。首位にはいるものの、2位ヤクルトに1差と迫られた。

 初回、1死満塁から亀井の犠飛で1点を先制。だが、先発の山口がピリッとしなかった。立ち上がりから制球が安定せず、三回に崩れた。先頭を四球で歩かせると、無死一塁から山崎に右中間を破られて同点の適時三塁打。雄平にも右中間へ適時二塁打を打たれ、逆転された。さらに1死二塁から川端の適時打を打たれた。今季ワーストの3回3失点で降板し、初黒星となった。

 前日にセ・リーグタイ記録の開幕から35試合連続出塁を達成した坂本勇は初回の第1打席で中前打を放ち、セ・リーグ新記録を樹立した。

 ヤクルト先発・高梨5回1失点で4勝目。ハフ、マクガフ、五十嵐、梅野とつないで逃げ切った。山田哲、青木もスタメンを外れたが、一丸で勝利をつかんだ。

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