巨人・坂本勇 王貞治氏超え!34試合連続出塁で球団記録更新 金本氏にも大手

 「巨人19-7ヤクルト」(10日、東京ドーム)

 偉大なOBを超え、巨人軍の歴史を塗り替えた。坂本勇が3安打4打点と大暴れし、自身の快挙達成に花を添えた。

 初回に中前打を放って開幕から34試合連続出塁を達成。並んでいた王貞治(1977年)を抜いて球団新記録となった。「(王さんとは)格が違いすぎる」と恐縮しつつ「出塁は簡単にできることじゃない。更新できたのは誇りに思いたい」と充実感をにじませた。

 それで慢心することは全くない。四回には同点の中前適時打、五回には右中間に3点二塁打を放った。10年ぶりの23安打、19得点と打線が大爆発しての逆転勝利に主将は「ひっくり返せる雰囲気があれば今日みたいな試合は増える」と何度もうなずいた。

 プロ13年目の今季も進化を果たした。昨オフに「一番大事かなって感じてる」と下半身を重点的に強化。個人成績について「キャリアハイは目指したい」と自分に言い聞かせて奮起してきた。心も体も強くなったからこそ打率・343、12本塁打、29打点で現在“3冠王”という好結果につながっている。

 11日も出塁すれば開幕から35試合連続となり、97年・金本知憲(広島)のセ・リーグ記録に並ぶ。坂本勇は「続くに越したことはない。満足せず日々、新たにいい準備をしたい」と力を込めた。

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