楽天・銀次 サヨナラ打で単独2位!4連敗から3連勝で貯金2

 「楽天4-3ソフトバンク」(9日、楽天生命パーク宮城)

 杜(もり)の都が、連日のお祭り騒ぎだ。八回に楽天の代打・渡辺直の同点ソロで追いつくと、九回は島内、ウィーラーが連打で無死一、二塁の好機。ここで決めたのは主将の銀次内野手だ。バントの構えから、内川の猛チャージを目にしてバスターに切り替え、甲斐野の149キロ速球を右前に転がす技ありヒット。二走・島内がホームに滑り込むと、ウオーターシャワーで祝福だ。

 7点差をひっくり返した前日からの2試合連続サヨナラ勝ち。平石監督は「相手がシフトを敷いてくると分かっていても、試合でやるのは勇気がいるもの。銀次のバットコントロールは信頼してる。本当によくやってくれた」とほくそ笑む。

 殊勲打の銀次は打席に入る時、小谷野打撃コーチから「チャージしてきたら打っていいぞ」と耳打ちされていた。

 「甲斐野の球は速いけど、シフトを敷いていればストライクを取りに来る可能性は高い。(二塁手が一塁ベースにカバーに入り)内野がガラガラだったし、打球が強くなかったので、(二塁走者が本塁に)帰ってこられると思った」と銀次はしてやったりの表情。4連敗からの3連勝で貯金を2として単独2位。息を吹き返したイヌワシ軍団が、タカの背中を追う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス