甲子園が約7000万円かけて熱中症対策 エアコン計28台増設 高野連が発表

 日本高野連は17日、大阪市内で今夏の第101回全国高校野球選手権大会の第2回運営委員会を開催し、甲子園球場が約7000万円をかけて熱中症対策の工事を実施したことを発表した。

 これまで床置型のエアコンが計16台だったところを、天井埋込型のエアコンをアルプスに12台、外野に16台の計28台増設した。12カ所の入場門には各1台ずつ壁付扇風機を設置し、両内野ゲートの入り口ゲートにはミスト噴霧機も計2組設置される。

 学校応援団らが利用するアルプス席の床面の一部には遮熱塗装が施される。またアルプス入場門前には大型テントや扇風機を設置。アルプス席の応援団用に休憩所も設けられる。

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