オリックス開幕カード8年連続負け越し…球団ワースト更新 西村監督「仕切り直し」
「日本ハム3-1オリックス」(31日、札幌ドーム)
最後はオリックス・頓宮が併殺に倒れ試合終了。球団ワーストを更新する8年連続開幕カード負け越しが決まった。
西村監督は「二回に追いついたところで投手に踏ん張ってもらいたかった。投手と野手の信頼関係。取ったら抑える。抑えたら取るというのがまだね。仕切り直しですね」と振り返った。
初戦が逆転負けで2戦目は九回2死から追いつかれ引き分け。3戦目は榊原の乱調もあり、リードを許す展開になった。二回には相手失策から得た好機に若月が適時打で追いついたが、あと1本が出なかった。
唯一の光は九回に開幕から15打席目にして吉田正に初安打が出たことか。ここまでは昨季以上に厳しい内角攻めに苦しめられた。
「(初安打は)だいぶ遅かったですけど。技術的に上げないと成長もない。我慢して時が来るのを待ちたい。ソフトバンク戦からは4番としてチームを勝たせられるようにしたい」
2日からは本拠地京セラドームに戻る。目覚めた4番とともに再スタートを切る。