中日がサヨナラ負け…16年6月以来の貯金ならず 与田監督「切り替えて」

 「DeNA3-2中日」(31日、横浜スタジアム)

 中日が今季初のサヨナラ負けで、2016年6月以来の貯金をつくることはできなかった。6年連続Bクラスの開始となる13年から続く開幕カード負け越しとなり、与田監督は「切り替えてやっていくしかない」と前を向くしかなかった。

 2-2の九回、今季の守護神候補筆頭・鈴木博ではなく、主にロングリリーフとして調整してきた小熊がマウンドに上がった。先頭のDeNA・大和に中前打を許し、犠打を挟んでさらに連打を浴びて力尽きた。伊東ヘッドコーチは「(鈴木)博志でも良かったのかもしれないが、下位打線だったので」と説明したが、裏目に出た形となった。

 6回2失点の柳に続いたロドリゲスと祖父江は無失点で抑え、課題の中継ぎ陣は復調気配。指揮官は「負けても内容は無駄にならない」と2日からの本拠地3連戦での奮起に期待した。

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