明豊、狙い通りの及川攻略 川崎監督「スライダーの見極めを徹底しました」

 「選抜高校野球・1回戦、明豊13-5横浜」(24日、甲子園球場)

 自慢の打線がプロ注目の左腕を鮮やかに攻略した。4点を追う三回。連続四球の後、表悠斗内野手(3年)の三遊間を破る左前打で1点を返すと、犠牲バントを挟み、布施心海外野手(2年)の左前2点打で1点差に。さらに野辺優汰内野手(3年)、青地七斗内野手(3年)の長短打で一気に勝ち越すと同時に横浜の大黒柱・及川雅貴投手(3年)をKOした。その後も攻撃の手を緩めることなく、四、八回には藪田源外野手(3年)の長打で加点した。

 川崎絢平監督(37)は「選手がつなぐ意識を持って粘り強く向かっていってくれた。あの回、ここから食らいついていこう、と声かけしましたが、まさかひっくり返してくれるとは。スライダーの見極めを徹底しましたが、練習の成果を出してくれました」としてやったりの表情。

 主将の表も「スライダーを見極め、真っ直ぐを狙う作戦通り。切れ目のない打線がこのチームの特徴」とにっこり。2度の満塁機で右へ左へ長打を放ち、計6打点を挙げた”満塁男”の藪田は「いい打撃ができた」とご満悦の様子だった。

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