ロッテ・角中 昨年骨折の西武戦で貫禄の1号「飛ぶね、西武は」
「オープン戦、西武3-10ロッテ」(19日、メットライフドーム)
角中のオープン戦1号は弧を描いて右中間席に飛び込んだ。
四回無死一塁。西武の新外国人ニールの1-0からの143キロ速球を捉えた。
「まあまあかな。ツーシーム系の投手なので内野ゴロは打たないようにと思って打席に入った。気持ち詰まりだったけど、あそこまで飛ぶなんて。飛ぶね、西武は」
16日の日本ハム戦で3の3で猛打賞。17日のDeNA戦でも安打を放って調子はグングン上向いている。
昨年の3月20日、場所もメットライフDの西武戦。一回に源田の左飛をダイビングキャッチ。しかし、着地した際に背中を負傷。その後、「第12胸椎圧迫骨折」と診断された。全治は約5週間。出遅れの原因となった。
「そこは意識しました。気持ちだけはセーブしてね」。今季プロ13年目。円熟味とともに、「安打製造機」再びの雰囲気が漂う。