日本ハム・上沢 再び不安定投球 4失点で降板「しっかり直したい」

 「オープン戦、広島5-1日本ハム」(13日、マツダスタジアム)

 開幕投手の日本ハムの上沢が前回登板に続き、再び不安定な投球を見せた。予定の5イニングを前に99球を投じ、4回7安打4失点で降板。「いいところが見つからないくらい悪かった」と厳しい表情だった。

 「体重が全然(左足に)乗ってこない」とマウンド上で苦しみ、浮いた直球を痛打された。初回に鈴木の中犠飛で先制を許すと、それ以降も1イニングに1点ずつ奪われた。「腕を振っていて気持ち悪い…」。毎回の6奪三振と持ち味を見せたが、不安材料は残る。

 6日・ロッテ戦(鎌ケ谷)も4回5安打3失点。一方で、栗山監督は「開幕に向けてやってくれると信じている」と変わらぬ信頼を口にした。調整登板は残り1試合の見通し。本人も「しっかり直したい」と前を向いた。

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