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巨人の正捕手争い混迷 原監督が復帰戦の阿部を評価&小林にゲキ

 守備力か打力か。巨人の正捕手争いが混迷を極めてきた。

 26日、ベテランの阿部慎之助捕手が中日との練習試合に「9番捕手」で先発出場。3年ぶりの捕手復帰戦で三回まで山口を巧みにリードし、持ち味の打撃でも左前打を放った。

 今キャンプでは背中の張りで別メニュー調整を行ったこともあったが、この日はショートバウンドなども処理し、復帰戦としてはまずまず。原監督は「非常にはつらつと動いていましたので、そういう点では私のなかでは非常に良かったです」と評価した。

 一方で、途中出場の小林にはゲキを飛ばした。同点の九回、無死満塁の絶好機で初球を打って三ゴロ。適時失策でサヨナラとなったが、併殺コースでチャンスがしぼんでいてもおかしくない打球だった。

 公式戦であれば、ゾッとする一打。指揮官は「あのノーアウト満塁で、サードゴロというね。いっちゃいけないところに。しかも初球で。このへんというのはやっぱり小林自身は反省しないといけないところですね。そういう部分も悪い事が起きたとしても、良薬に変えるということはとても大事なことですね」と、メッセージを送った。

 原監督は就任して「最初の願い」としてFAで炭谷を獲得。「若い小林、大城、宇佐見、いいキャッチャーはいますが日本一を狙うには時期尚早」と、炭谷を正捕手候補として挙げていた。ただ、打力に乏しい小林には球界屈指の肩があり、24日の日本ハム戦で逆転3ランを放った大城には非凡な打撃がある。阿部は年齢面を考えてコンスタントに出場することは難しくても、その存在感はやはり頼もしい。

 原監督は基本的に正捕手を固定させる方針だが、1軍の3枠に誰が入るかも読めない状況だ。キャンプ前に「若い選手がキャリアを持った選手に挑めるよう、後押ししたい」と語っていた通り、チーム力アップへ、狙い通りの展開となってきた。

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