ロッテ・バルガス、来日1号はバックスクリーン直撃弾

 「練習試合、西武2-4ロッテ」(23日、春野総合運動公園野球場)

 名刺代わりの1発は豪快だった。ロッテの新外国人選手・バルガスだ。五回2死。井上の代打で登場すると、2-2から田村のツーシームをバックスクリーンへ運んだ。推定130メートル弾だ。

 「感覚としていい感じだ。練習でもいい感じで振れている」。実戦初の本塁打をこう振り返った。

 強振ではなかった。「ルーキーリーグ時代から、追い込まれたらミートしろと教えられてきた。それをやっているだけさ」という。

 196センチ、体重133キロはNPBナンバー1。しかし、パワーだけを前面に押し出すタイプではないようだ。

 「(本塁打は)角度がつけば打てる。強振は考えていない。パワーヒッターでなくても本塁打は打てるだろう。角度の付け方を分かっている」

 来日当初の食事は肉類がメインで「400グラムくらいかな」と話すが、最近は「シーフード、魚系を食べているよ」と日本食にもなじんでいる。

 あだ名はゴリラ。本塁打を放ったら、胸をたたくポーズを約束していたが、この日は「三塁から本塁へ向かう途中でやるつもりだが練習試合だからね」と“自粛”してハイタッチの際に行った。

 「チームメートが喜んでくれた」。チームにもすっかりなじんでいるバルガスだ。

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