日本ハム・清宮が2本の適時打で存在感
「練習試合、阪神-日本ハム」(17日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が「5番・一塁」で先発出場した。阪神・藤浪からの中前打を含む2本の適時打を放ち存在感を見せている。
初回2死一、二塁の場面で藤浪と初対戦し、左飛に抑えられた。初球の151キロ直球を狙い打った。高々と舞い上がった打球は左中間最深部まで到達したが、左翼手・近本がキャッチ。惜しくもフェンスオーバーとはならなかったが、球場は大きな拍手に包まれた。
1-1の三回1死一、三塁で迎えた2度目の対戦は、カウント1-2からの7球目の変化球をコンパクトにスイング。鋭い打球は藤浪の足元を抜け、勝ち越しの中前適時打。今季実戦4試合目で初打点をマークした。
1点ビハインドの五回無死二塁の好機では2番手・小野の直球に詰まりながらも、右前に落とす同点適時打。存在感を放っている。