ロッテ・ドラ1藤原 実戦派の力見せる きょうラミゴ戦途中出場
「ロッテ春季キャンプ」(8日、石垣島)
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が9日からの台湾プロ野球・ラミゴ戦(石垣市営球場)で初の対外試合に出場する。井口監督が「あした(9日)は途中出場で、あさって(10日)は先発です」と明かした。
藤原は「手応えはあります。あしたのために作ってきました」と実戦派らしくキッパリと言い切った。
今キャンプの実戦形式では1日の紅白戦、3度のシート打撃を含め9打席無安打だが「だいぶつかんできました。ここ最近では一番です」。特に7日のシート打撃、岩下に対して初球二ゴロも「紙一重だった。1球で仕留めた。引っ張れた」と初安打は“秒読み”段階にある。
この日のフリー打撃では、視察に訪れた侍ジャパン・稲葉監督の目の前で、スタンドイン。注目を浴びるほど力を発揮する。
中学時代は代打出場からレギュラーを勝ち取ったという。「プロに入ってもそうなるかと思うので結果を残していきたい」。目が離せない18歳が変わり身を見せるか。