ソフトバンク・王会長、巨人・長嶋氏にエール「また元気な姿で野球場に」

 ソフトバンク・王貞治球団会長(78)が18日、東京・内幸町の日本記者クラブで講演を行い、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)の退院を喜んだ。

 長嶋終身名誉監督は胆石を患い、昨年7月から入院。治療を経て現在は自宅でリハビリを行っていることが明らかとなり、王会長は「良かったなと思う。長嶋さんは特別。元気で輝いていてほしい」と笑みを浮かべた。

 巨人キャンプ訪問を含め、長嶋終身名誉監督の今後は未定。胃がんを克服した経験を持つ王会長は「春から夏にかけて、また元気な姿で野球場に出てきてほしい。野球ファンだけでなく、日本中の人が待ち望んでいる」と、エールも送った。

 この日は「平成」をテーマに講演し、巨人とソフトバンクの指揮官として戦った2000年の日本シリーズ「ON対決」についても言及。「長嶋さんと、結果的には最初で最後の戦い。2000年という年は特別な年だったと今でも思う」と振り返った。

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