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オリックス・藤井コーチ“あの日”を思い出すたび…「あと何分か違ったら」

神戸の方向に向かって黙とうを捧げる藤井2軍打撃コーチ(左から2人目)、右は田口野手総合兼打撃コーチ
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 オリックス・藤井康雄2軍打撃コーチ(56)は、あの日を思い出すたびに背筋が凍る思いがするという。

 「前の晩に高校(泉州)のOB会があって、そのまま同期と朝まで飲んでいた」

 最後はファミリーレストランに行った。当時は朝5時閉店。酒の飲めない藤井コーチは、同期2人を車で送り届けて帰路に就いた。

 「5時半くらいかな。阪神高速に乗って、月見山インターを降りたときにハンドルが取られたんだ」

 震災発生時は車の中。揺れる地面に操作ができず、慌てて徐行した。神戸市西区の自宅は、建物の被害はなかったが、家の中はぐちゃぐちゃだった。

 「テレビをつけたら高速が倒れていて。あと何分か違ったら、あれに巻き込まれていたかもと思うとね…」

 95年は「がんばろう神戸」の合言葉のもと、初優勝した。

 「優勝するとは思ってなかった。不思議だった。負けるかなと思ってもあれ、あれって逆転してる。気の力というのかな。(ファンに)助けられた」

 あの思いを若い選手たちにも味わってほしい。連覇を飾った95、96年以来、23年ぶりの優勝を誰よりも願っている一人だ。

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